性病の1つであるカンジダは性行為だけではなく、大衆浴場やトイレなどでも感染します。また、妊娠中はカンジダに感染しやすく臨月までに治っていなければ、赤ちゃんにも感染してしまうので注意が必要となります。

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乳児がカンジタに感染した場合

妊娠中の女性

カンジダというのは、ちょうど酵母のようなカビ(真菌)の一種であり、実は女性の体内にも普通に寄生していたりしますが、病気などで体力が落ちたときには活発に増殖をはじめて、カンジダ症とよばれる病気を引き起こすことがあります。
妊娠中の女性についても同様に、体内のホルモンのバランスが崩れやすい時期であるため、膣カンジダ症という病気にかかることが多くなります。
カンジダに感染した母体から出産で産道を通ったときなどは典型的ですが、出生後にもカンジダが付着した哺乳瓶に触れるなどして、カンジダが乳児に感染してしまうケースもみられます。

乳児の場合には、カンジダ症というよりも鵞口瘡という名前でよばれる症状が一般的で、口の中の粘膜や舌の裏側などに、ちょうど白いカスのようなものが出現します。
無理にこうしたカスのようなものを取ろうとすると出血しますし、またミルクの飲みぶりが悪くなったりもします。

こうした症状が乳児にあらわれた場合、当然ながら治療が必要になりますが、これには大人の治療にも用いているジフルカンなどの医薬品が投与されます。
ジフルカンの用量としては、小児の場合、体重1キログラムあたり有効成分の量にして3ミリグラムを、1日1回だけ投与するものとされています。
新生児については、生後14日までであれば、小児と同じ用量を72時間ごとに1回投与、生後15日以降であれは、同量を48時間ごとに1回投与するものとされています。

このように、ジフルカンについては大人のみならず小児向けの用量が定められており、副作用なども下痢や腹痛などの軽微なものにとどまることが多いことから、比較的安全に投与できる医薬品ということができます。